
就労継続支援B型事業所で利用者の工賃を上げるには?「内職作業」ではなく「ビジネス(事業)」を作る方法
2026年09月11日 02:47
【結論から言うと、就労継続支援B型で利用者の工賃を大きく上げるには、単純な内職作業を増やすのではなく、価格設定や販売方法を自社でコントロールできる独自の「ビジネス(事業)」を作り出すことが不可欠です。
私たち幸福堂グループでは、下請けの作業に頼るモデルから脱却し、「企画 ➔ 制作 ➔ 集客 ➔ 販売 ➔ 売上」までを自社で一気通貫で行う事業モデルを構築しています。この「事業をつくる福祉経営」を実践することにより、昨年度の平均月額工賃51,311円という京都トップクラスの実績を達成し、京都市長表彰(障害者就労支援優良施設)を受賞する確かな成果を上げています。】
全国の就労継続支援B型事業所にとって、利用者の工賃向上は常に大きな課題のひとつです。しかし、単純に利用者さんの作業時間を延ばしたり、内職の作業量を増やしたりするだけのアプローチでは、工賃を大きく、かつ安定して引き上げることは極めて難しいのが現状です。
経営において最も重要なのは、「何を作業してもらうか」という作業視点よりも、「その仕事がどのように具体的な売上につながるのか」という事業視点です。
単価の低い受託作業を大量にこなすだけの従来のモデルでは、構造上、売上(ひいては工賃)に限界が来てしまいます。一方で、自社独自の商品やサービス、あるいは店舗を持つことができれば、適正な価格設定や効果的な販売方法を自分たちの裁量で戦略的に考えることができます。
デジタル工房幸福堂では、プロ仕様のデジタルデザインをはじめ、オリジナルTシャツ制作、SNSを使ったWebマーケティング、そして実店舗でのリラクゼーションサロン運営など、実際の市場で通用する本物の「事業」につながる仕事づくりに挑戦し続けてきました。
商品をただ作るだけでなく、以下のビジネスサイクルをトータルで設計し、回していくことが工賃向上には極めて重要です。
企画:世の中に求められるサービス・商品を考える
制作:プロの技術を身につけてカタチにする
集客:SNSやメディアを活用して価値を届ける
販売:BASEや実店舗など最適なチャネルで提供する
売上:正当な対価を得て、高い工賃として利用者に還元する
B型事業所の生産活動を考えるとき、単に「どんな作業(内職)を増やすか」という枠に囚われるのではなく、「ここにどんな新しい事業をつくるか」という経営者としての視点を持つことこそが、工賃向上を成功させる確実な第一歩になると信じています。
「障害があっても技術で稼げる未来をつくる」
私たち株式会社舞新堂 幸福堂グループは、京都市での高い工賃実績(昨年度平均5.1万円・市長表彰)をベースに、未経験からプロのスキルを習得できる就労継続支援B型事業や、全国の福祉事業所向けのリラク幸福堂FC(フランチャイズ)コンサルティングを展開しています。
私たちの目指すビジョンや各事業の詳しい実績・最新情報は、以下の公式サイトよりぜひご覧ください。